【名城線のラッシュ時以外で空いている車両は?】車椅子の方の誘導から見て取れる乗車攻略法【名古屋市営地下鉄】

地下鉄名城線東別院駅「大曽根方面/右回り」のホーム・後方にエレベーターがある場所から撮影

名古屋市営地下鉄の全6路線の中で、東山線に次いで2番目に一日のあたりの平均の乗車人数が多いのが「名城線」です。名城線と名港線を合わせた乗降者数は平成30年度決算資料によると40万5千人とのこと。

405千人
出典 : 名古屋市営地下鉄各路線の営業成績 | まるはち交通

私も個人的に名城線を利用するのですが、圧倒的に女性専用車両が空いています。ラッシュ時に利用することはほとんどないのですが、女性専用車両となるのは始発から9時までなので、9時以降に少しでも空いてる車両に乗りたい方は”女性専用車両”を狙うべきです。(※名城線は方面によって女性専用車両が3両目になったり、4両目になったりします。)

名城線・名港線は6両編成で各車両に扉が3つで、乗降口は合計18か所あります。
出典 : 地下鉄利用のための基本情報|名古屋市交通局

名城線・名港線では、平成28年7月4日より平日の始発から午前9時まで女性専用車両を運行しています。この専用車両は、名城線右回り・名港線大曽根方面行きでは、先頭から4両目の車両で、乗降口番号では10番から12番、名城線左回り・名港線名古屋港方面行きでは、先頭から3両目の車両で、乗降口番号では7番から9番となっておりますのでご注意ください。
出典 : 地下鉄利用のための基本情報|名古屋市交通局

いきなり答えが出てしまっているのですが、ここからは根拠を示したいと思います。

東別院駅では車椅子の方を女性専用車両に乗車誘導している

ホームと車両の段差写真
出典 : 地下鉄事業の取り組み|名古屋市交通局

名古屋市営地下鉄では車椅子の方の乗車を駅員がサポートしている光景を頻繁に見かけます。具体的には駅員が段差があるホームと車両の間を繋ぐ簡易スロープ板を組み立てて、車椅子の方が乗車するのを手助けしています。

ホームと車両の床には、4から11センチメートル程度の高低差があります。駅職員にお申し付け下さいますと簡易スロープ板を掛けて段差を解消し、車いすをご使用の方が乗降りし易い対応をしています。
出典 : 地下鉄事業の取り組み|名古屋市交通局

東別院駅(栄・大曽根方面/右回り)を例にとってみると、毎回女性専用車両に車椅子の方を誘導しているんです。ここでふと疑問に思ったのは名城線の車両の中に車椅子スペースがあるのは先頭車両と後方車両のみということです。

1992年に製造した車両からは車いすスペースを設置
出典 : 名古屋市営地下鉄|現有車両ガイド|日本地下鉄協会

平成4年(4次車)と平成5年(5次車)に1編成ずつ製造されました.バリアフリー対応施設として,両先頭車に車椅子スペースが設置されました.これに伴い先頭車の座席数が34席→32席となっています.
出典 : 地下鉄名城線名港線2000形 車内装・運転機器 | まるはち交通

1991年以前に作られた古い形式の車両だと車椅子スペースが設置されてない車両もあるようですが、少なくとも毎回車椅子の方を誘導している車両と同じ列車の先頭車両と後方車両には車椅子スペースを確認しています。

女性専用車両に乗車させている理由として考えられるのは…

  • その車両がエレベーターの近くにあるから(乗車させやすいから)
  • その車両が比較的空いているから

地下鉄名城線東別院駅「大曽根方面/右回り」のホーム・後方にエレベーターがある場所から撮影

東別院駅(栄・大曽根方面/右回り)のホームにあるエレベーターの正面に停車するのは3両目の車両です。(※厳密に言うと3両目と4両目の連結部です。)けっして遠いという訳ではありませんが、理由もなくわざわざ4両目の車両(女性専用車両)に誘導するでしょうか。やはり比較的空いている車両に乗車させたいということが要因ではないでしょうか。現に空いていると思います。

各駅の導線が混みやすい車両と空きやすい車両を生み出していた

ではなぜこの車両が空いているのかというと、まず名城線の乗降者数が多い駅ランキングを見ていただきたいと思います。

1位栄23万0818人
2位金山15万4977人
3位矢場町6万3206人
4位久屋大通4万9458人
5位上前津4万4980人
出典 : 名古屋市営地下鉄名城線の駅別乗降客数ランキング

乗降者数が圧倒的に多いのが栄駅ですが、東山線への乗り換えに便利な階段に近いのが1両目と2両目(大曽根方面/右回りの場合)になります。(※階段は左右に分かれていますが、途中で合流します。)

地下鉄名城線金山駅「大曽根方面/右回り」のホーム・左側にJRと名鉄の乗り換えに便利な階段

2番目に乗降者数の多い金山駅では2両目と5両目がJRと名鉄の乗り換えに便利な階段に近い車両になります。(上の写真は2両目に近い方の階段付近を撮影しています。正面に見える⑭は「大曽根方面/右回り」における2両目の真ん中の扉の位置を指します。)

3番目に乗降者数の多い矢場町駅や上前津駅の階段があるのはホームの端と端なので、先頭車両と後方車両にの乗り込む人が多くなるのも想像がつくと思います。上前津駅は鶴舞線との乗り換えの駅ですが、鶴舞線の乗り換えで使う通路があるのは「大曽根方面/右回り」では後方車両側、「名古屋港方面/左回り」では先頭車両側になります。

混雑を避けたいなら先頭車両と後方車両には乗るべきではない

つまり名城線で比較的空いている車両に乗りたければ、先頭車両と後方車両は避けてなるべく中盤の車両である「3両目」か「4両目」に乗ると良いでしょう。(※右回りを中心に話を進めていますが、左回りにも同じことが言えるでしょう。)特に4両目が空いているはずです。



女性専用車両が空きやすいもう一つの理由は「何となく男性が乗り辛い雰囲気がある」というような心理的効果が働いているからではないでしょうか。

ここに書いたことはあくまで個人的な経験に基づくところが多いので、間違っている部分もあるかもしれません。少しでも皆さんのお役に立てればと思いますが、何かご指摘や補足があればお待ちしております。

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