デザイナーの交代とともに進化を続けるキティーちゃん
サンリオの人気キャラクター、キティちゃん。今年生誕43年を迎えます。そんなキティちゃんですが初代のデザイナー(作者)から現在3代目になっていることをご存知でしたか?
今回はデザイナー交代と、キティーちゃんの変化に焦点を当ててみたいと思います。
初代デザイナー、清水侑子さん
- 在任期間(1974年 – 1976年)
- キティちゃんの生みの親
- 11月1日という誕生日はキティちゃんと同じ
Wikipediaによるとキティちゃんは当時スヌーピーグッズを販売していたサンリオが、スヌーピーに対抗して自社オリジナルキャラクターを開発しようと生み出したキャラクターの一つだそうです。
初期のキティちゃんは輪郭が黒の太めの線、体は横向きで座っているポーズをしています。
初代デザイナーの清水侑子が当時のアシスタント(後の2代目デザイナーである米窪節子)に横向きと正面向きのどちらがいいかを尋ねたところ、横向きのほうがシンボリックでいいと返答したので、横向きを採用したという。
出典 : ハローキティ – Wikipedia
また、初期には名前も決まっていなかったそうです。
最初期は名がなく暫定的に「名前のない白い子猫」などと呼ばれ、1975年頃に『鏡の国のアリス』に登場する子猫にちなみ[20][16]「キティ」という名が付けられた。
出典 : ハローキティ – Wikipedia
2代目デザイナー、米窪節子さん
- 在任期間(1976年 – 1979年)
- 就任翌年に初めて立ったポーズのグッズが発売された
- 11月1日という誕生日はキティちゃんと同じ
出典 : 40 Awesome Photos From Hello Kitty’s 40th Anniversary Exhibit | Glamour
3代目デザイナー、山口裕子さん
- 在任期間(1980年 – 現在)
- 初期のキティちゃんのくっきりとした黒い輪郭線を無くす
- ファッションに合わせて頭身を変化させる
- ディアダニエルやチャーミーキティを生み出す
出典 : 【1920×1080】 ハローキティが可愛い壁紙 【フルHD / Hello Kitty】 – NAVER まとめ
現(3代目)デザイナーの山口裕子さんこそ、キティちゃんの世界観に最も広がりを与えた人かもしれません。
本人によれば、最初はキティはあまり好きではなく、キキとララのほうが好きだったという。
出典 : 山口裕子 (デザイナー) – Wikipedia
もしかしたら、初代と3代目では志向が結構違うのかもしれませんね。でもその違いがキティちゃんをより進化させたのではないでしょか。