のんびりしたい方必見!穴場の「名古屋港ワイルドフラワーガーデン ブルーボネット」へ行ってきた
名古屋市港区潮見町にあるガーデン「名古屋港ワイルドフラワーガーデン ブルーボネット」に足を運んできました。金山駅から市バスで約32分と決してアクセスが不便というわけではないですが、土日でもさほどの人混みもなく落ち着いた雰囲気を楽しめます。
この庭園は、ワイルドフラワー(野性的な雰囲気を持つ草花)を基調とした自然風庭園で、中部電力の50周年事業として、新名古屋火力発電所(名古屋市港区)の緑地の一部を皆さまにご利用いただくために整備されたものです。ご家庭の庭づくりの参考にしてもらうために、英国風庭園を始め、さまざまなスタイルの庭園を設けます。
出典 : 中部電力|名古屋港ワイルドフラワーガーデンの概要 – PR展示施設
火力発電所の緑地の一部に作られた庭園ということで、発電所の放水口も近くにありました。有料エリア(北エリア)の入り口に迷ってしまったのですが、遠回りして放水口や水上バス乗り場の方に行かずに、センターハウスから入場券を買ってそこから通り抜けるように素直に入れば大丈夫です(笑)
この日は6月の梅雨入り前で、天気が悪いわけではなかったのですが風が異常に強かったです。帽子を手で押さえてないと飛ばされてしまいそうなレベルの風が吹いていました。髪が乱れるのが嫌な方は帽子を持っていると安心でしょう。
園内には池もあって水生植物も元気に育っています。水中には生き物も居ました。ここが埋め立て地で元々海だったことを考えると感慨深い気持ちになります。
トピアリーガーデンにはクマの形に剪定(せんてい)された木が。クマ以外の動物さんも居ました。遊び心があって面白いガーデンです。
私が個人的に気に入ったのがコニファーロックガーデンです。
コニファーとは観賞用に品種改良された針葉樹の総称です。色彩も豊かで葉の色・形、樹形、大きさの組み合わせにより、様々な雰囲気を作り出すことができます。樹形は円錐形、円筒形、枝が垂れ下がるもの、地をはうように生育するものなどさまざまです。
出典 : 名古屋港ワイルドフラワーガーデン ブルーボネット|園内ガイド|コニファー&ロックガーデン
背の高い針葉樹に囲まれて、ここだけ全くの別世界という感覚になります。普段都市圏で生活をしているとあまり馴染みのない木でもあるので、新鮮というのもあります。
残念ながら、ブルーボネットの中で一番広いガーデン「ワイルドフラワーの里」は養成中でした。タイミングが良ければ、一度に20~40種類の種子を混合して播いて出来る野性的で美しい草花の風景を見ることが出来ます。
ワイルドフラワーの里エリアが満開の時季に
ブルーボネットに行ったのは何年振りだろう。 pic.twitter.com/cY6TwLTblg— ナオグル@ぺんたーず写真部 (@naok323) 2019年5月11日
5月中旬頃はこんな景色が広がっていたそうです✾
ワイルドフラワーの里🌻
すぐ近くにアゲハチョウがきて
とまってくれた🦋✨ pic.twitter.com/SPMhH426uh— ひなっこ🐤 (@kpp2018cherry) 2019年5月19日
ほんの一ヶ月で景色が一変してしまうのですね。
この時期のお花の代名詞ともいえる紫陽花の花は綺麗に咲き誇っていました。季節ごとに見どころが変化していくのもガーデンの魅力ですよね。
ファミリーガーデンでは奥まったスペースにうさぎとカエルのオブジェがあったり、クマのオブジェがあったり、球体型の噴水のようなものがあったりと、とにかく不思議な雰囲気を醸し出していました。ジャパニーズスモールワールドではミニチュアで日本の四季が表現されていました。
有料エリアには22のガーデンがありますが、一つ一つじっくり見ていても2時間あれば全て見て回ることが出来ます。滞在時間の目安にしてみてください。
金山発でブルーボネット行きの直通のバス(市バス金山発19系統 ワイルドフラワーガーデン行き)が出ているので、名古屋駅方面からのアクセスも良く便利です。地下鉄名城線「伝馬町駅」最寄りの熱田伝馬町で乗り降りする人も多く見受けられました。神宮東門は名鉄「神宮前駅」の近くなので、三河方面からくる方は金山まで出ずに時間短縮で乗り換えできます!
公共交通機関でのアクセス
市バス新瑞橋発14系統
「ワイルドフラワーガーデン」下車(約32分)
市バス金山発19系統
「ワイルドフラワーガーデン」下車(約35分)
市バス神宮東門発19系統
「ワイルドフラワーガーデン」下車(約30分)
出典 : 名古屋港ワイルドフラワーガーデン ブルーボネット
開園時間 |
3月1日~11月30日/9:30~17:00 12月1日~12月23日/9:30~16:00 |
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休園日 |
毎週月曜日(ただし月曜日が祝日の場合は翌日) 名古屋みなと祭開催日 12月24日、冬季(12月25日~翌2月末日) |
入園料 |
大人:300円 65歳以上:200円 小中学生:150円 6歳未満:無料 障がい者・付添人(1人):200円 小中学生障がい者:100円 ◎30人以上の団体様は10%OFF |
公式サイト | 名古屋港ワイルドフラワーガーデン ブルーボネット |
ちなみに歩道橋を挟んで南のエリアは入場無料で、健康づくりエリアには足つぼもあります。靴の上から踏んでも気持ちがいいです。