「一向に治らない赤い膨らみ」思い切って美容外科でくり抜いてもらってきた「肥厚性瘢痕?粉瘤?」
腕にニキビくらいの大きさの赤い膨らみが出来て、最初はすぐ直るだろうと思っていたのですが約2年くらい一向に治る兆しがなかったので、思い切って美容クリニックで相談&即日手術してきました。結局のところこの赤い膨らみの正体は何なのか、現在の見解を説明します。
(※今回の記事は術後の傷跡の写真を掲載しているので、苦手な方の閲覧は注意してください)
症状
赤み(膨らみ)の大きさは1センチもないです。0.2mm~0.4mmくらいでしょうか。最初は虫刺されか何かが原因で肌の炎症が起きて出来たと思うのですが、改善せずにこのままの状態が少なくとも1年半以上は続いています。
素人考えで粉瘤(ふんりゅう)ではないかと思い、ウェルネスビューティクリニック名古屋院さんで検診してもらうことにしました。
アテローム(粉瘤・ふんりゅう、アテローマ)とは、一般的に“しぼうのかたまり”と呼ばれることがありますが、実は本当の脂肪の塊ではありません。 皮膚の下に袋状の構造物ができ、本来皮膚から剥げ落ちるはずの垢(角質)と皮膚の脂(皮脂)が、剥げ落ちずに袋の中にたまってしまってできた腫瘍の総称です。
出典 : アテローム(粉瘤) – 皮膚科Q&A(公益社団法人日本皮膚科学会)
検診&手術
最初に看護師さんやドクターには患部に痛みがないかどうかを聞かれました。私は特に痛みを感じてはいませんでした。診察台に上がり、超音波検査をしながらモニターを見てドクターが『何も見えないな』とおしゃっていました。どうやら粉瘤(ふんりゅう)ではないみたいです。
ただ私は「ここで何もせずに帰るのは憚る」と思い、患部をくり抜いてもらうことにしました。血液検査をして、患部近くに麻酔を打ちます。ドクターが『3㎜じゃなくて4㎜用意して』と言う。どうやら4㎜大でくり抜くようです。
麻酔はチクっとしましたが、手術自体の痛みはほとんどなかったです。ドクターが術後におしゃったのは『中を見て分かったのは傷が出来ている』『毛嚢炎のような感じになったのかな』でした。
私はここで一つの心配が生じます。『先生、傷があったらまた膨らんでくることはないんですか?』ドクター『可能性は0とは言えないね』
手術直後
ガーゼとテープで患部を守ってもらいます。近くの処方箋薬局で薬(細菌の感染を抑える飲み薬と塗り薬など)をもらい、帰宅。
ガーゼ姿はこんな感じ。術後は当日のシャワーは禁止。(患部を濡らさないなら大丈夫)
術後の患部「中に傷跡がある?」
くり抜いたラインの中に丸い膨らみがあるのがお分かりになるでしょうか。「これがまた膨らんで来たら同じことの繰り返しでは…」とものすごく不安な気持ちになりました。結局最後に信じられるのは自分。再び素人の頭であれこれ考え始めます。
肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)
傷跡を自然治癒していくセメントみたいなものが過剰に生産されることで、赤く盛り上がってしまう。これを「肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)」と言うそうです。まさに今の自分の症状でしょうか。ただ普通は半年~1年で平らで白く治っていくものだそうです。私の場合、長過ぎますよね。
こうして、いったんなおったはずの傷が1~2ヵ月ぐらいたって傷あとが赤く盛り上がって、いわゆるみみずばれのようになることがあります。これは先ほどの線維組織が過剰に生産されて、表面に目立ってきたのです。私どもはこれを肥厚性瘢痕と呼んでいますが、ほうっておいても半年から1年で自然に平らに白くなってゆきます。余分につくられた線維組織が、傷がおちつくとともに、だんだんと吸収されてゆくからです。傷がくっついているためには、最小限のセメントが必要なので、瘢痕組織が全く消えてしまうということは残念ながらありえないわけです。
出典 : ケロイドと肥厚性瘢痕 – 傷跡を消す/傷についてもっと詳しく/傷と治療の知識/特定非営利活動法人・創傷治癒センター
ケロイドのように悪化はしてないので、皮膚の下で延々と炎症が起こり続けて慢性的な肥厚性瘢ループに入っているのではないかと言うのが現在の私の見解です。
通常術後1週間後に採血、術後3週間後に問診があるので、この件についてドクターに聞いてみようと思います。進展があり次第このブログで紹介しようと思います!お楽しみに。
今回手術をしたクリニックの紹介
名称 | ウェルネスビューティクリニック名古屋院 |
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住所 | 〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄3-15-37 エフジー栄 9階 |
電話番号 | 0120-788-996 |
診療時間 | 11:00-20:00 |
休診日 | 不定休 |
公式サイト | 名古屋市中区の美容皮膚科・美容外科|ウェルネスビューティクリニック名古屋院 |
この記事がお肌の悩みをお持ちの方のお役に少しでも立てれば幸いです。