【nana録音】Androidでオーディオインターフェイスを介した外付けマイクは認識されるのか実験!
スタインバーグのオーディオインターフェイス(UR12)を購入し、Steinberg スタインバーグ オーディオインターフェイス UR12 を買ってみた!の記事を書いてから一ヵ月近くになりました。オーディオインターフェイス(以下:オーディオI/F)は配信や通話で大活躍してくれています。
今回はいよいよ、このオーディオI/Fとダイナミックマイクを使いAndroidでの音楽投稿アプリ「nana」への録音にトライしてみたいと思います。実は島〇楽器で店員さんに『オーディオI/FとAndroidを上手く接続したらnanaの投稿できるんじゃない?』と質問した時に多分できないと言われたのですが、やっぱり確かめないと納得できない性格なので。
ちなみにこの記事、最後に希望があるので最後まで目を通してくださると幸いです。
予備知識として、スマホに繋ぐ4極プラグはマイク入力+ステレオ出力、3極はステレオ出力だけということは頭に入れておいてください。詳しくは以下のリンクをご参照ください。
「nana」の投稿に関しては専用のオーディオI/Fがおおよそ3000円くらいの価格で販売されています。しかしPCを使った配信や通話で使いたい場合は力不足であるし使用用途はnanaの投稿のみ。さらにIOS用でAndroid端末の動作は確認されていない。などの理由から購入しませんでした。
結局UR12を買ったのは配信や通話の面では大正解だったのですが、これを何とかnanaの投稿に生かしたいと思うのが性で、『Android側に4極のマイク端子を差し込み、認識さえできれば使えるんじゃね?』と思ったのです。
また、外付けマイクがAndroidで使える条件はイヤホンジャックがiPhoneと同じTRRS配列でかつCTIA規格であり、2012年以降に販売されたAndroid機種はこの条件を満たしているということが分かりました。あとは、オーディオインターフェイスからスマホに出力されるかが最大の課題です。
AndroidとオーディオI/Fのために用意したもの
- オーディオ変換ケーブル(ステレオミニプラグ3.5mm⇔RCAピン×2)
- ヘッドホン+マイク用変換アダプタケーブル(3極メスx2⇔4極オス)
オーディオ変換ケーブル(ステレオミニプラグ3.5mm⇔RCAピン×2)のRCA側をオーディオI/FのLINE出力端子に接続。
オーディオ変換ケーブル(ステレオミニプラグ3.5mm⇔RCAピン×2)の側をステレオミニプラグ3.5mm側とヘッドホン+マイク用変換アダプタケーブル(3極メスx2⇔4極オス)の3極メス側の赤い方を接続。4極オス側をAndroidのイヤホンジャックに接続。ここで超重要ポイント!緑の方に何でもいいのでイヤホンを接続しないと、認識してくれません。結構落とし穴ですよね。
イヤホンを接続しないといけないのは以下の動画で知りました。感謝の意味で貼っておきます。
さて、結果は…
認識されない…と思いきや、時折認識される!しかし、安定しない。試しにループバック機能の設定をしている状態で試すと、こちらも時折PCで再生している音が流れています。出力が出来るタイミングがあるみたいですが、謎です。
これは認識されたと言っていいのかグレーですが、されたはされました、しかしながら、これで録音しようするのは厳しそうですね。今回の試みは残念ですが、現時点では失敗に終わりました。
でも、挑戦したことによる発見も多かったです。ヘッドホン+マイク用変換アダプタケーブル(3極メスx2⇔4極オス)は上でご紹介した動画のようにコンデンサーマイクを繋げば使えそうですね。
最後に、この記事を書いている時にこんな動画を見つけてしまいました。これ!!!もしや、オーディオI/Fを使ったnanaの録音はこれが鉄板?
いかがでしたでしょうか。
Comment
はじめまして。
私もヘッドホン+マイク用変換アダプタケーブルを使って録音しているのですが、もしかしたらSoundAboutというソフトを使うと安定するかもしれません!
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.woodslink.android.wiredheadphoneroutingfix
このアプリでMedia audioの項目を「Wired Headset (with Mic) にすることで強制的にそこから録音させることができます。
私はそれでやっているので、参考程度にですが、もしかしたらうまくいくかもしれません。試してみてください!
かしまさん
貴重なコメントありがとうございます!
時間に余裕があるときに試してみたいと思います。